【初学者向け】帰無仮説が”だいたい分かった!”気になる。帰無仮説、対立仮説、仮説検定を図解

この記事では『帰無仮説』について「だいたい分かった!」を目指します。

まず帰無仮説とは”ウソ”であることと言い聞かせましょう。もちろんこの解釈は大いに間違いを含んでいます。しかし本や記事を見て理解できなかった人はまず帰無仮説が「ポジティブなことなのか、ネガティブなことなのか」に注目すると理解が早まります。まずは騙されたと思って”ウソ”だと言いかせてください。そして帰無仮説は「帰無する仮説=無に帰す仮説」です。”それはウソであり、間違いだった!”ということが最終的に言いたいことと覚えてください。

帰無仮説とは

帰無仮説はどうやって使う?セットで必要な『仮説検定』と『対立仮説』

帰無仮説とセットで必要になるのが『仮説検定』です。これは読んで時のごとく”仮設を検定(本当かどうか確かめる)する”行為です。ではこの仮設とはなんでしょうか?そう、帰無仮説の”仮説”を指します。つまりこの記事の中では”ウソ”のことです。仮説検定は別の記事で解説しますがこの”ウソ”を「間違いだ!」と示す作業だと思ってください。そしてそのウソが間違いであった場合に結論づける内容を『対立仮説』といいます。『対立仮説』は単純に『帰無仮説』の反対の内容と覚えてください。簡単ですね。

実際に使われる場合

多くの場合帰無仮説=”ウソ”は「差がない」という内容で使われます。もうこの「差がない」=帰無仮説と覚えてしまってください。例えばこんな使い方をします。「帰無仮説は、2つの平均値には差がない」。そして対立仮説はその反対ですので「対立仮説は、2つの平均値には差がある」となります。

言いたいことは「”2つの平均値に差がない”はウソだ!」「差があるんだ!」なのです。否定したいことを示す作業というか考え方が仮説検定をややこしくしてしまうのです。帰無仮説がウソであることを指摘され(これを棄却と言います)、対立仮説が本当であること(これを採択と言います)が示される作業全体を仮説検定なのです。

帰無仮説と対立仮説、仮説検定の関係性を図解します

ワンポイント上級者

これは覚えなくて良いことですが、ちょっと知った気になるポイントがあります。それは本当の意味では帰無仮説が棄却されたからと言って、対立仮説が本当であるとは言えないということです。また上「2つの平均値に差がない」ことを例に出しましたが、これは10人の営業マンの売上がといった前提があります。この前提が変わればこの帰無仮説は使えなくなってしまうのです。ここでなんとなく頭に留めておいてほしいのは、帰無仮説や仮説検定は万能ではないということです。こういった考え方に繋がる考え方として「頻度主義」というものがありますので、興味のある人は調べてみてください。

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