この記事では解析粒度や解析単位について優しく解説していきます。
解析粒度、解析単位とは
まずこちらの図を見てみましょう。いくつかの乗り物があり、データの数は6つですよね。
それでは、これをそれぞれ「飛行機」「船」「自動車」と、「乗り物の種類」という単位(分類・尺度)で見てみると、3種類になりますね。同じ様に「自然風」「エンジン」と動力の種類という単位(分類・尺度)では2種類になります。これが解析粒度、解析単位です。
解析単位、解析粒度とは「どんな単位で集約したデータを考えるか、ということなんじゃ」
cor博士
上の例では単位だけに注目しましたが、通常単位とセットで値を考えます。例えば『平均速度』です。
corサルくん
これって、エクセルのピポットテーブルと同じ考え方だね!
よく使われる解析粒度、解析単位
ビジネスの現場では購入やWEB上の何かしらのアクションに対して時系列にそったログデータが貯まるケースが多く、その中でよく使われる解析粒度や解析単位の分け方として以下のようなものがあります。
<ログデータとは?>
購買やクリックなどのアクションが発生したタイミングで記録されるデータ。同じ人が違う時間で2回商品を購入すると2つのデータが記録される。
<よく使われる析粒度、解析単位>
- 時間別:年毎、月毎、週毎、日毎
- 人別:営業担当毎、顧客毎
- 商品別、企業属性別 etc..
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